戦後、東西冷戦のせいで、自民党単独政権が長く続いてきたことと、野党が不甲斐ないことがあいまって、そうしたメンタリティが日本人にしみついてしまったんでしょうね。
そこから脱却するためには、野党がきちんと政権担当能力を磨いてくれることと、国民自体が、長期単独政権の弊害とその結果の日本の現状のひどさを自覚することの、二つが大事なんでしょうね。
田舎に住んでいると、いろいろと身にしみて感じるところはありますよ。
県全体が巨大な過疎地といえる島根県の、さらに山間部に住んでますと、そりゃあもう。(笑)
田舎はお金もないし人もいない。中央のつてを頼って頭下げておかねもらってなんぼ、というのが地方の政治家の評価基準です。だからどんなに不遇な扱いを受けても政権政党でお金握ってる自民党支持から脱却できない。
竹下が総理だったとき、島根の道路事情はものすごくよくなりました。
公共交通機関がなくて車にたよるしかないこの地では、それはもうありがたいことだったのですが、それも一時の事。