2週間でできるとは思わない

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A級戦犯の尋問調書

7月 28th, 2014

人間は、容易に狂気に陥りやすいものだとすれば、それを免れるためには、かつての歴史をよく知って、批判精神を忘れないようにすることしかないのかもしれない。

戦争に関連する番組を見ると、なんとも暗澹たる気持ちになるけれど、そうした歴史を知って、はじめて平和のありがたみを知ることができるのかもしれない。
だとすれば、めんどくさくても、いろいろ聞いていかないとなあ。

夜には、A級戦犯の尋問調書についての番組があっていて、主に東条英機と広田弘毅について、紹介されていた。
東条さんは、ある意味、とてもまじめな人だったと思うし、自衛のための戦争だと、日本は非常に圧迫されて生存を危うくされていたと、思っていたんだなあとあらためて感じた。
また、広田弘毅も、軍部のつきあげでずいぶん苦しめられていたわけで、そんなに積極的に軍部の方針に協力したわけではなかったのに、結果として無力で軍部に同調してしまったがために、強引に共同謀議の範疇に加えられてしまったことは、なんともかわいそうな気がする。
もちろん、日本のあの時代には、ものすごく問題があったと思うし、狂気もすさまじかったと思うけれど、東条さんにしろ広田弘毅にしろ、個人としてはまじめで決して悪人ではない人が、ああいう立場に立たされて、時代の歯車を悪い方向にしか回せなかったということに、なんとも、人間の宿業や時代の恐ろしさというのを感じる。
にしても、「平和への罪」や「人道への罪」ということに関しては、日本にも罪や責任はあったかもしれないけれど、アメリカやイギリスのそれらが全く裁かれずに、米英がそんなものを振りかざしていたことには、なんとも片腹痛い気がする。

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